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第123話 それはそれで嫌です

مؤلف: 八月 猫
last update تاريخ النشر: 2026-09-19 09:01:18

 あの言葉を口にしてから、私はずっと後悔していた。

『小春は特別じゃないと言えばいいのか』

『それはそれで嫌です』

 どうしてあんな返しをしたんだろう。

 帝人さんの執務室へ戻ってからも、頭の中で何度も繰り返してしまう。

 しかも。

 帝人さんは聞き流してくれなかった。

「小春」

「はい」

「さっきの話だが」

「仕事に戻りましょう」

「まだ何も言っていない」

「分かります」

「なら話が早い」

「早くありません」

 私は机の上に届いていた書類を持ち上げた。

「十五時から経営企画部との打ち合わせです。その前に、この決裁をお願いします」

「あと二十分ある」

「二十分しかありません」

「十分で終わる」

「何がですか」

「小春が、俺に特別ではないと言われるのは嫌だと言った理由を聞く」

「

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